ちゃらんでポランな介護福祉士の話

日常生活の中のちょっとした呟き

「高齢者の栄養」講習会に行きました😊とりあえず①

こんばんは🌙

ちゃらんでポランな介護福祉士のチャイです。

本日もご訪問、ありがとうございます😊

 

昨日は「高齢者の栄養」についての

講習会第1日目に行ってきました。

毎回、介護職を中心としてスキルアップを図る事を

目的にしてテーマに沿った講習をしてくれてます。

スキルアップと言っても現場でのアウトプットはほぼ

ないです😑

たぶん、こう言うことをやっていると言う事自体が

周知されていないと思います。

全2回で参加費がとても安く、自分自身に知識を付ける

事や知らないであろう事を知る事が出来るのと知識や

技術の再確認の為に興味がある講習を探して参加して

おります。

現場で大々的に学んだ事を言ったりやったりすると

嫌がられてしまう可能性の方が高いので、さりげなく

色々こっそりとアウトプットしてます。

職員さんの反応はイマイチでも、分かる利用者さんには

評判が良かったりと、利用者さんの方がしっかりと見て

ますね🙂

 

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そうそう、高齢者の栄養についてです😅

まずは体組成と言う所で25歳と70歳を比べた時の水分量は

25歳で61%、70歳で53%と8%も減っていて脂肪に至っては

25歳で14%、70歳で30%と約2倍も増えてます。

筋肉も落ちているので、高齢者の体をみるとタルンタルンと

していると思います。

体内の水分量が減ると脱水症状も出やすくなり生命の危機

となります。

低栄養に至っても同様の事が言えるのです。

何故、高齢者が低栄養に陥りやすいのか…。

  [低栄養の原因 ]

★身体的要因

     唾液分泌量の減少、消化酵素

  活性化の低下、 蠕動運動の低下

★病的要因

     高齢期鬱症状、脳血管障害、

   噛み合わせ不適合等による

   摂食・嚥下障害

★外的要因

     介護状況(独居、介護放棄等)、

   薬剤による味覚変化による食欲不振

このような状況が続くと廃用性症候群となったり褥瘡の

原因となります。

腎機能も低下すると脱水症状にもなりやすくなります。

オシッコが出なくなる危険性もあります。

まさに生命の危機です。

もう少し詳しく見ていくと、高齢者の食事に特徴があるよう

です。

①毎日同じような食事

(ルーティンがある)。

②1日に1回毎の食事摂取量が少ない、

欠食する事がある。

③今まで慣れ親しんだ食の嗜好や

食習慣に左右される。

(こちらもルーティンがある)

④慢性疾患、薬剤の服用、咀嚼、

嚥下障害による食欲低下

買い物に行かれないもしくは行かない、食事が作れない。

作ってもいつも同じになる。

そうなると、摂取出来る栄養素が偏ってしまいます。

また、口腔ケアが上手くいかず口の中が不衛生な状態で

雑菌だらけだと誤嚥性肺炎の危険もあります。

義歯の噛み合わせ不適合や不衛生なのも食事を摂取する

妨げになります。

このような事がいくつか重なって起こる事で、栄養素状態が

悪くなる悪循環に陥ります。

特にタンパク質の摂取量が減りエネルギーが不足すると

生活の質(QOL)も低下してしまいます。

気力がなくなりますよね😑

体重も減りますし…。

ちなみに、体重減少の原因は不明と言うのが一番多いそうです。

日本人の60歳以上の低栄養の割合が20%でうち半分の10%は

低栄養予備群なのだそうです。

飽食の日本であって、この数値はなかなか高いと思いました。

隠れ低栄養の方々がかなりいるのですね。

 

高齢者の栄養管理についてのアセスメントとスクリーニングの

方法のお話もありました。

[栄養アセスメント]

  病歴

 食事歴

 身体計測

 血液化学検査

栄養士さんはこう言う所を見ているのですね。

違う職種の方の話を聞くとこのような、違った視点のアセスメント

などが聞けてなかなか良いです。

試しに簡易スクリーニングをしてみたのですが、私は

「やや低栄養状態」と診断結果が出ました😑

全然、食べてるしそんなに偏ってないと思いますが…。

ストレスも影響するらしいので、それかしら🤔

明日、計算の仕方とかを書くことが出来るといいかなと思います😅

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうこざいました😊

では、今日はこの辺で…✨🍀✨