ちゃらんでポランな介護福祉士の話

日常生活の中のちょっとした呟き

怖い(怖くない)話を書いてみた😫

こんばんは🌙

ちゃらんでポランな介護福祉士のチャイです。

本日もご訪問、ありがとうこざいます😊

 

本日は少し趣向を変えて、創作をしてみたいと

思います。

途中でグダグダになると思いますが、ご了承ください😓

 

私が住んでいた場所は、全国的に有名な心霊スポットが

いくつか点在しています。

その中のいくつかは、ガイドブックやネットにも載るほど

有名。

まぁ、よくある幽霊が出るトンネルとか国道沿いの狭い

側道に何か出る(動物霊と言われる事もあるし、子供の霊と

言われる事も)とか、一家心中だか殺人だかが起きた空き家

など色々あります。

トンネルや道路は事故も多いので色々な噂が立ちます。

空き家に関しては実際は事件などはなく、ただ単に夜逃げと

言うパターンが多いのが地元民の知る事実なのです。

そんな、真偽不明な心霊スポットの中でも特に最恐(最凶)と

言われた建物がありました。(詳しい場所は伏せておきます。)

 

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「黒の洋館」と呼ばれるちょっとした小洒落た感じの

ホテルのようなマンションのようなそんな感じの建物です。

別に外観は黒くないのに何故か「黒の」と言うのは、子供心に

不思議さも感じました。

この建物自体が建っている場所も湿地帯のような年中ジメジメ

しているような所にあり、裏庭の方には小さな沼のような

水溜まりのような物があり祠があるそうです。

元々は地元の工場に勤めている従業員用の社宅に使われて

いたとの事ですが、いつの間にか誰もいなくなり廃墟となり

葦などが生い茂る満点のスポットと化したそう。

きっと、そのジメジメした感じと荒廃とした雰囲気で

「黒の洋館」と言われているのかもしれないなぁと…。

当時の私のような小学校低学年の子供では行きづらい場所と

なっていて、本来立ち入り禁止の看板や鎖がありました。

でも地元のヤンチャな中高生や心霊スポット巡りをしようと

している他の地域の人達が夜な夜な入って行きます。

何処も同じですね。時々タバコの不始末でボヤ騒ぎに

なることもしばしばあるスポットです。

この洋館も例外なく社員同士の殺し合いがあり、その霊が

相手に復讐をする為に館内を彷徨くとか、最上階の部屋から

飛び降りた霊が出るとか心中事件があったとか裏庭の沼(?)

で溺れた等々色々な噂がガイドブックやネットに飛びかって

ました。

オカルト全盛期には心霊検証番組のテレビ局まで来る始末

でした。

母や友達の親、近所の人が言うには事件や事故は無く、

住んでいた従業員は別の場所に皆引っ越したので、何故

心霊スポットになったのかわからないと笑っていました。

強いていうなら、立地がそうさせているのだろうと言います。

湿地帯で沼のような水溜まりがあり何時も陰気な雰囲気を出して

いるからと…。

 

私も大人になり、しばらくは「黒の洋館」の事も気にもせず、

以前のような最恐(最凶)スポットの賑わい?もすっかり

失せた建物も時代の流れには勝てなかったようで、取り壊さ

れて湿地帯もきれいに更地にされ整備されました。

裏庭の沼(?)も埋め立てられ祠も一緒に取り壊された

ようです。

とても子供の頃から見てきた陰鬱な雰囲気はなくなり、

とてもきれいな場所になりました。

しばらくすると、オシャレな建売住宅が立ち並び

ちょっとしたオシャレな住宅地となりました。

抜け道も舗装されかつての面影は全くありません。

ただ、この住宅地。

買い手がついて入居してもすぐに家主が変わる家が

何軒かあるのです。

家に人が居着かないのです。

察しの良い方なら、薄々気づいていると思いますが、

居着かない家が建っているのはちょうど裏庭の辺り。

そうです。沼のような水溜まりと祠があったとされる

場所なのです。

たぶん、住んでいる人はここがかつて全国的に有名な

心霊スポット「黒の洋館」だった事は知らないと思います。

地元の住民もそんな事を忘れている人が多いでしょう。

地元の住民からしたら元々心霊スポットでも何でもないの

ですから。

むしろ新築住宅なので事故物件でもないのです。

なのに、そこの一画だけは住民の入れ替わりが激しいのです。

 

私は昔母からこんな事を聞きました。

井戸などの水場を埋める時は必ずお祓いをして、水の神様を

丁寧にお返ししないといけないのよ。そうしないと罰が当たる

からね。

祠も同じように神様をちゃんと返してあげないとダメだよ。

ウチは井戸や祠がないけど一応覚えておくといいよ。

と…。

何故そんな会話をしたのか定かではありませんが、たぶん

近所の家が井戸を埋める際のお祓いを見た時にそんな会話を

したのでしょう。

 

かつて「黒の洋館」が建っていた場所は取り壊す際、裏庭の

沼や祠に対してきちんとお祓いをしたり祈祷をしたので

しょうか?

もし何もしていないのなら、何かわからない水の何かや祠に

いた何かが人を拒んでいるのでしょうか?

今となっては知る由もないし、入れ替わりの激しかった数軒は

今は空き家となり、そこだけがオシャレな住宅地に

似つかわしくない異様な雰囲気を醸し出しています。

今になって最恐(最凶)の力を発揮しているのでしょうか?

何事もない事を祈るばかりです。

(終)

このお話はフィクションです。

実際とは関係ありません。

が、0.5割ほどノンフィクションかなぁ?

 

オチもなく、怖くもなく本当に申し訳ないです。

長々と駄文を書いてお目汚ししてしまいました。

私が書いたらどうなるか試験的に書いてみました😅

改めて作家さんはすごいです😊

 

と言う事で本当も最後まで読んでいただき、

ありがとうこざいました😊

 

では、今日はこの辺で…✨🍀✨