ちゃらんでポランな介護福祉士の話

日常生活の中のちょっとした呟き

読書感想文📖

こんばんは🌙

ちゃらんでポランな介護福祉士のチャイです。

本日もご訪問、ありがとうこざいます😊

 

今日は読書感想文を🙂

なるべくネタバレしないようにしたいと思います。

 

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河童のイメージ

 

今回読んだのは京極夏彦氏の「河童」

私自身久しぶりの京極作品です。

個人的には百鬼夜行シリーズの中禅寺秋彦が好きなので🙂

ですが、この「河童」は中禅寺秋彦の妹である敦子さんが

主人公のスピンオフ作品です。

しかも、3部作となってましてこの話は2つ目の話と

なります。

出版社もそれぞれ違います。

「鬼」と「天狗」です。

 

内容は、中禅寺秋彦が出てくる百鬼夜行シリーズに比べて

あっさりとした印象です。

個人的には、なんとなくですが無理矢理河童に結びつけ

ている感じがしました。

冒頭の女子生徒がそれぞれの出身地の河童の話をしている

くだりはとても興味を引きつけてきます。

地域によって呼び方や姿が違うようで…🤔

1人は遠野物語岩手県の河童の話をし、もう1人は

宮崎県の河童の話をし、主人公敦子と関係するもう1人は

その話を聞くと言う感じで始まります。

ミズチとかメドチとか色々と河童について話てます。

お尻が好きとか尻子玉は龍神に捧げる年貢であるとか😀

 

と、まぁ話しは千葉県での事件に進んでいくのですが、

昭和30年代の頃話なので、土地に関しての差別的

なものもちょいちょい入ってきます。

雨乞いの儀式をする家系と禁忌のある泉と祠などの村自体が

禁足地であるなど雰囲気たっぷりです。

事件自体もお尻がどうとかこうとか😓

河童と猿と馬の関係性など興味は惹かれる要素はあります。

ただ、お兄さんである中禅寺秋彦のシリーズと違い宗教的な

精神構造であったり、妖怪と人間との間に成立し得る畏怖

であったり関係性であったり、独特な精神世界の絡みなどの

複雑さはほぼないです😗

ただ、話を複雑にしているのは序盤の探偵の益田さんの

話下手がそのようにしているのでしょう。

そうは言いつつも面白かったです。

河童はそんなに下品なのかねぇ🤔

 

ページ数や本の厚さも丁度良いので、京極夏彦作品の

入門書にはとてもオススメです。

京極夏彦氏の作品はかなり分厚い印象がありますから…😅

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京極夏彦氏 「河童」

読書感想文とは言いながら、全く感想文になってないですね😓

でも、どんな本でも読む事は良いと思います。

マンガでもなんでも読む事は色々は世界観や想像力も付くので

楽しいです☺️

そうは言っても私も中学生の頃までは

マンガ以外読まないくらい

読書は嫌いでしたけどね😓

ある本がキッカケで好きになりました🙂

ミステリー小説でした😀

合う本に出会うと変わるんですね。

皆さんも良い本に出会えますように…☺️

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうこざいました😊

では、今日はこの辺で…✨🍀✨